設立趣旨書
1. 設立の趣意書
今、日本という国は大変な曲がり角に来ています。社会的、経済的、国際関係でもそうです。「こんな時代に誰がした」と責任追及だけに懸命になっても、結果は出てきません。それは、国民の要求を国家が満たしてくれた結果だからです。それよりも今やるべきことは何なのか。それは、国民一人ひとりが今度は、国家を守るために何か出来ることで行動するということです。
私たちが直接国家を変えて行く事は中々大変なことです。しかし、私たちが住んでいる地域からは変えて行く事は出来ます。古来より日本各地には様々な、祭りや芸能があり、伝統文化があります。これらのものは日本人の心であり、誇りまた活力の源であります。私たちの住む「嬉野」にもあります。そしてこれらの祭り、伝統文化は地域の誇りであり元気の元であります。また観光地・健康保養地である当地にとってこれらの行事は、資源でもあります。しかし、これらの行事も、様々な面で自治体の補助にかかる部分も多く、自治体の合併また後継者問題等で、どうなっていくかわかりません。これらの行事の保存及び活性化は、地域にとって重要な問題であります。
そこで、危機が始まる前に、町民が自ら奮起し行動する必要があると考えました。しかし、各種行事は個人、地域、団体、自治体と様々な単位で行われる為、なかなか意思疎通が出来ず、相互の情報交換や人的交流に欠け、行事を行う際の人的、物的不足が問題です。また、華やかな行事には割りと資金も集まり、スタッフも集めやすい一方、地区で継続して行われている伝統行事等は、資金もなく、狭い地区で行う為行事を行う為の人員を確保するのでさえ大変な苦労を強いられてます。そんな中で、将来の嬉野を考えた場合、歴史や伝統の重みと、観光地の華やかさの両方を如何にして対等な状態で残していくかが大切な事となってきます。その為には、行事を行う主催者間の情報や交流を促し、様々な援助や協力推進の為のいわば接着剤役が必要となります。そこで、これらの事をうまくまとめ力を結集する為にはどの単位にも縛られない公平中立な判断が出来る組織が必要になります。そのような観点から今回、特定非営利活動法人という形を通じて目的を達成させ嬉野の将来の発展に寄与したいと設立申請する事にいたしました。 2. 申請にいたるまでの経過 平成13年まで続けて来た町主催の秋祭り「お茶と温泉まつり」の今後について存廃まで含め広く町民からの意見をと町長からの諮問を受け「まつり検討委員会」が発足し平成14年8月26日町民が委員となり第1回会議がスタートしました。会議を重ね様々な意見を検討し続けた結果、将来の合併を念頭に置き嬉野の名声と歴史を残し続ける為に、「お茶と温泉まつり」を含めた祭りや、伝統行事をNPOという形を用いて残すという回答を平成14年12月9日町長に答申しました。その後、まつり検討委員会を一応解散。平成15年新たに、現NPOまつり嬉野設立準備委員会を設置し、具体的な検討に移りました。平成16年1月新たに事務所を設置し、詰めの段階に入りました。
特定非営利活動法人まつり嬉野
設立代表者
住所 佐賀県藤津郡嬉野町
氏名 木 原 八 郎